「最近ホワイトニングってよく聞くけどそもそもホワイトニングってどういうことなの?」
「ホーム?オフィス?よくわかんない…」
「歯磨き粉使って頑張って磨けば白くなるんじゃないの?」
「よくわかんないけど歯に悪いんじゃ…」
ホワイトニングに興味はあってもなかなか一歩踏み出せないというあなた。
実は、ホワイトニングには
オフィスホワイトニング
ホームホワイトニング
デュアルホワイトニング
セルフホワイトニング
と種類があります。
以前、私がホワイトニング専門の歯科医院で歯科衛生士として働いていた時も上記のホワイトニングの種類についてよく理解ができていなかったり、ホワイトニングをすると歯がボロボロになってしまうのではないかという不安を抱えたまま来院する方が多かったです。
この記事ではホワイトニングの種類の解説、実際の現場で多い質問を例にホワイトニングとはどういうものなのかを簡単に解説していきます。
ホワイトニングとは字の通り、歯を白くすること全般のことを指します。
なのでオフィスホワイトニングであれセルフホワイトニングであれ、白くなりさえすればホワイトニングと言って間違いはないです。
ただ、歯科医院の定期検診などで行うクリーニングは歯石取りなどのことを主に指すので歯を白くするホワイトニングとはすこし意味が違ってきます。
一度ホワイトニングで白くした歯でも何もしないと白さは衰えます
ホワイトニングの白さは一生ものではなくメンテナスが必要になることは必ず覚えておいてください。
ホワイトニングの種類
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは歯科医院で行う医療行為です。資格を持った歯科医師や歯科衛生士が施術を行うのでより濃度の高い薬剤を使うことができます。
数回の施術で終わることがほとんどです。
一度で高い効果を期待できますが濃度の高い薬剤を使用するので一時的にしみる症状が出ることもあります。
専門知識を持った歯科医師、歯科衛生士による施術なので初めてのホワイトニングで不安があればこちらのホワイトニングがおすすめ。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは自宅で行うホワイトニングのことを指します。
ホワイトニング専用のマウスピース(こちらは歯科医院での作製してもらってください)にホワイトニング剤を流し込み、マウスピースを装着します。
ホワイトニング剤にもよりますが、30分程度から6~8時間の就寝中ずっと装着するようになります。これは薬剤の濃度や種類によって変わってくるので何とも言えません。
基本的に、希望の白さになるまでは毎日行うものです。
時間をかけてゆっくり白くするので期間は1~2か月程度は見ておきましょう。
継続してやることが大事なので面倒くさがりな方には向いていませんが、歯科医院で予約を取ったりせずに自分の好きな時にやりたい方はこちらがおすすめ。
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うことをいいます。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのいいとこどりなので、即効性もありつつ持続性もあります。
両者を合わせて行うことにより、白さが出やすくなります。
費用は掛かりますが、何としても限界の白さに行きたい方やもともと黄ばみが強い方はこの方法が一番おすすめ。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングはエステサロン等で行うものですが、薬剤の塗布やライトを当てたりの手順をすべて自分で行うものです。
これは歯科医師や歯科衛生士などの国家資格を持っていない人がお客さんの口の中を触るという行為が違法になるからです。
また、使える薬剤も歯科医院で扱えるものとは異なります。
ポリリン酸ナトリウムなど表面の着色汚れを落とすだけにとどまるものです。
こういった成分は市販の“ホワイトニング用”などと書かれた歯磨き粉にも配合されてる安全なものです。
歯自体が白くなるわけではないですが、着色汚れが気になる方やとにかく安くやってみたい方はおすすめ。
ホワイトニングは歯に悪いのか
歯科医院で行われるホワイトニング剤の主な成分は過酸化水素です。
これは漂白剤などにも使われている成分です。
ホワイトニングとはこの過酸化水素によって、目に見えない歯の表面構造を変化させて歯を白く見せているのです。
歯を溶かしてしまったり、ボロボロになったりすることはないので安心して下さい。
実際にホワイトニング先進国のアメリカなどでもホワイトニングによって歯がボロボロになったりという報告は出ていません。
ただ歯に細かい傷やひび割れがある方、歯ぎしりで歯がすり減っている方、もともと知覚過敏症状がある方はホワイトニングをすることによって知覚過敏の症状が出ることがあります。
が、こういった症状も一過性のもので、長くても2日程度で収まることがほとんどです。
ホワイトニングの禁忌症
- 無カタラーゼ症→無カタラーゼ症の方はホワイトニングで使用される過酸化水素・過酸化尿素の分解が体内でできないため、成分が体内に蓄積され重篤な口腔疾患を招く恐れがあるため禁忌です。
- 妊婦・授乳中の方→ホワイトニングをして問題があったう報告は出ていませんが絶対に問題がないという立証もないので念のためやめておいたほうがいいです。
- エナメル質・象牙質形成不全、重度のテトラサイクリン歯→これらは近畿ではないですが効果は期待できません。
まとめ
ホワイトニングについて大まかなことは理解していただけたかと思います。
しかし実際やるとなると不安な方もおおいと思いますので、ホワイトニング専門の歯科医院であれば施術に入る前にしっかりカウンセリングもあるので安心だと思います。
様々な方法があるのでご自身の生活スタイルに合ったホワイトニングを見つけていただけたら幸いです。
白い歯はあなたの顔の印象を必ず明るくしてくれます!