オーストラリアの南、ビクトリア州に位置するメルボルンは温帯性気候といって、日本のように四季のある気候です。
オーストラリアは一年中あたたかいというイメージを持っている方もいるかもしれませんが日本の二十倍以上の面積を持つ国なのでオーストラリアの中だけでも気候帯は変わってきます。
メルボルンの四季は日本と逆になるので
春→9・10・11月
夏→12・1・2月
秋→3・4・5月
冬→6・7・8月 となります。
それでは順番に細かく見ていきます。
春(9・10・11月)
メルボルンの春の平均最低気温は9.6℃、平均最高気温は19.6℃。日が当たり穏やかな日でもいきなり強く冷たい風が吹き、寒く感じることがあります。また10月は一年の中で最も雨の多い月で、約10日間の降雨日があるので折り畳みの傘を用意しておくといいでしょう。
服装は、日中は半袖で過ごせる日もありますが気温差は激しいのでパーカーや薄手のコートなどの上着は必須です。
夏(12・1・2月)
平均最低気温は14℃、平均最高気温は25.3℃。時には35℃を超える猛暑日になることもありますがメルボルンの夏は乾燥しているため、例えば東京の湿度70%を超えるような蒸し暑い不快感はないでしょう。ただ、紫外線は日本より強いので日焼け止めやサングラスは必需品です。
服装は、半袖やタンクトップで問題ありませんが最低気温は20℃に満たない日が多いので薄手の羽織ものを持っておくと安心です。
秋(3・4・5月)
秋の平均最低気温は10.9℃、平均最高気温は20.3℃です。暑すぎず寒すぎず過ごしやすい季節です。シーズン後半にかけては肌寒い日が増えるので、この時期に旅行に行くのであればセーター等温かい服を少し持っていくと安心です。
冬(6・7・8月)
日本が夏の時期はメルボルンは冬になります。平均最低気温は6.5℃、平均最高気温は14.2℃です。日本ほどではないですが、メルボルンに来た日本人はこんなに寒いと思わなかったと驚く人は多いです。
雪が降ることは滅多にありませんがかなり冷え込むので、厚手のコートやマフラー、手袋もあるといいです。
まとめ
メルボルンの気候は四季のある温帯性気候ですが日本とは逆の時期になります。
夏の暑さ、冬の寒さともに日本ほど厳しくないので全体的に見て過ごしやすい気候といえるでしょう。
オーストラリアらしい夏を体感したいようでしたら夏の1・2月に行くことをお勧めしますが紫外線が強いので日焼け止めやサングラスは用意したほうがいいです。また建物内や朝晩は冷えるので羽織れるものも持っておきましょう。