こんにちは、オーストラリアメルボルン在住のあかねです。
最近はあまり外に出る機会がないですが、メルボルンは涼しく感じる日が増え秋の空気が感じられますね。
24日にオーストラリアのモリソン首相は記者会見を行い、コロナウイルス対策における追加措置を発表しました。
この会見でモリソン首相は、少なくとも6か月間はコロナウイルスに耐えて生活をしなければいけない、と言っています。これはオーストラリアの感染者数も増え続けまだピークには達していないですし、コロナウイルスに対するワクチンも臨床で使われるにはまだ時間がかかりそうなのでこれらの期間を踏まえたうえでの“少なくとも6か月間”なのでしょう。
また、23日正午からレストランなど施設の閉鎖措置が施行されていますがこの措置の拡大も発表しました。
カフェや飲食店の営業は持ち帰りと配送のみ引き続き許可されていますがそれに加え 遊園地,博物館,美術館,図書館等が閉鎖対象、美容院や理髪店などに関しても制限が加えられています。 詳しくは豪首相府メディア・ステートメント
2020年3月25日午後3時の時点での感染者数はこちらです(Australian Government Departmentof Health より)
Location | Confirmed cases* |
Australian Capital Territory | 44 |
New South Wales | 1,029 |
Northern Territory | 5 |
Queensland | 443 |
South Australia | 197 |
Tasmania | 34 |
Victoria | 466 |
Western Australia | 205 |
Total** | 2,423 |
*Note that under National Notifiable Diseases Surveillance System reporting requirements, cases are reported based on their Australian jurisdiction of residence rather than where they were detected. For example, a case reported previously in the NT in a NSW resident is counted in the national figures as a NSW case.**Includes Diamond Princess repatriation cases: Qld (3), SA (1), Vic (4), WA (2, including 1 death) |
前日の同時刻より287名増加の2,423名の感染が確認されています。
さらに、日本への帰国を考えていた方にはショックな情報として、
全日本空輸及び日本航空の一時運休
が発表されました。
- 全日本空輸→【成田・パース線】3月29日から4月24日までの間、3月30日発着の便 を除き全便を運休 詳しくは全日本空輸のウェブサイト
- 日本航空→ 【成田(羽田)・シドニー線】成田発(3月29日以降は羽田発)の便につい ては3月31日発の便~4月30日発の便まで運休。また、シドニー発の便(3 月29日発の便から目的地を成田から羽田へ変更)については、4月1日発の便~5月 1日発の便まで運休。
- 日本航空【成田・メルボルン線】はすでに運休されていますがメルボルン発の便は5月1日まで運休を継続 詳しくは日本航空のウェブサイト
カンタス航空とジェットスター航空も3月末から少なくとも5月末までのすべての国際線の運休をすでに発表済みなので、たとえ日本がオーストラリアに対して入国制限を設けていなくても、オーストラリアから日本へ帰る手段が徐々になくなってきているので、帰国予定の人は本当に困ってしまいますね...。
まだまだどうなるかわからないことだらけですが、みんなでがんばりましょう!