こんにちは、オーストラリアメルボルン在住のあかねです。
世界中でコロナウイルスによる感染者が増え続けていますが現在オーストラリアでは、外国人の入国禁止やオーストラリア国民の出国禁止、持ち帰りや宅配を除く飲食店の営業を停止したり美術館や博物館などの人が集まる施設の閉鎖や美容院などの美容系のお店にも制限をかけています。
公園でジョギングをする人や仕事に向かう人もいますが、出歩いている人は明らかに少ないです。
どこに行ってもいつもと違う異様な雰囲気です。
また、いろんな国でコロナ関係のアジア人に対する差別があると聞きますがオーストラリアも例外ではなく、街を歩いていたら嫌な思いをしたという話も聞きます。
実際私と彼(韓国人)が予防のためにマスクをつけて歩いていてもすれ違う人みんなに見られるのでちょっと怖いです。最近ではマスクをつけているのはアジア人だけではないですがやはりアジア人は見た目で分かりやすい分見られるのでしょうね。
そんなオーストラリアでのコロナウイルスの感染者数は2020年3月27日午後3時の時点で3,166人です。昨日の同時刻より367名増加です(Australian Government Departmentof Health より)
Location | Confirmed cases* |
---|---|
Australian Capital Territory | 62 |
New South Wales | 1,405 |
Northern Territory | 12 |
Queensland | 555 |
South Australia | 257 |
Tasmania | 46 |
Victoria | 574 |
Western Australia | 255 |
Total** | 3,166 |
* Note that under National Notifiable Diseases Surveillance System reporting requirements, cases are reported based on their Australian jurisdiction of residence rather than where they were detected. For example, a case reported previously in the NT in a NSW resident is counted in the national figures as a NSW case.** Includes Diamond Princess repatriation cases: Qld (3), SA (1), Vic (4), WA (2, including 1 death) |
さらに、海外滞在者である私たちに関係する重要な発表もありました。
“日本における新型コロナウイルスに関する水際対策強化”
これは日本における水際対策の強化措置で3月27日現在有効です。
●上陸拒否対象地域に欧州21か国及びイランの全ての地域を追加(日本国籍者は対象外)。
●東南アジア7か国,イスラエル,カタール,コンゴ民主共和国及びバーレーンからの全域からの入国者に対する検疫強化(日本国籍者も対象)。
●東南アジア7か国,イスラエル,カタール,コンゴ民主共和国及びバーレーンに対する査証制限等(既に発給された一次・数次査証の効力停止,査証免除措置の順次停止,APEC・ビジネス・トラベル・カードに関する取決めに基づく査証免除措置を順次停止)(日本国籍者は対象外)。
●中国及び韓国に対して実施中の水際対策の継続。
上記太字東南アジア7カ国には、インドネシアやシンガポール、フィリピンなども含まれています。
指定された区域から入国した際は自宅などで14日間待機することや空港からの移動手段に電車やバス、タクシーなどの公共交通機関を使わないようにとの要請です。詳しくは厚生労働省水際対策Q&A
これらの追加措置にオーストラリアは含まれていませんが、例えばメルボルンからシンガポールやフィリピンで乗り換えをして日本にかえる場合も帰国後14日間の待機や公共交通機関使用しないことの措置の対象になるそうです。
日本に帰国される際には対象地域を経由するにか、直行便であっても、新たな措置が追加されていないかなどこまめに情報をチェックするようにしてくださいね!