ホームとオフィスのホワイトニングの違い-メリットデメリット合わせて歯科衛生士の私がやさしく解説

ホワイトニングに興味はあるけどホームホワイトニングやオフィスホワイトニング等いろんな種類があって、結局どれでやるのが一番いいの？と思っている方は多いと思います。

この記事ではホームとオフィスのホワイトニングの特徴とそれぞれのメリット・デメリットを上げていきます。

また、ホワイトニング専門の歯科医院で約2年働いた私が、実際に来院するお客さんと話して感じたことをもとにホームに向いている方、オフィスに向いている方はこんな人

というのも上げてみたので是非参考にしてみてください。

読んでいただければきっとあなたに最適なホワイトニングが見つかるはずです。

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違い

ホームホワイトニングは自宅で自分で行うホワイトニング、オフィスホワイトニングは歯科医院で歯科医師、歯科衛生士によって行うホワイトニングです。

ホームホワイトニングはわざわざ歯科医院に行かなくてもいいという手軽さが大きな特徴ですが歯科医院で行うオフィスホワイトニングは専門知識を持った医療従事者がいる分より高い濃度の薬剤が可能で一度の効果も期待できます。

オフィスホワイトニングでは主な成分として過酸化水素を使用します。

ホームホワイトニングでの主成分として使われる過酸化尿素は過酸化水素を弱酸性に調整したものです。使用時に尿素と過酸化水素に分解されるのでホワイトニングの作用は同じといえます(濃度は低いですが)。

ではそれぞれの詳しい特徴とメリット・デメリットを合わせてみていきましょう。

ホームホワイトニングは自宅で自分で行うためまず専用のマウスピースが必要です。

このマウスピースですが、矯正用、歯ぎしり防止用、スポーツ用等、もしかしたら持ってる！と思った方いるかもですがこれらとは異なります。

また市販のものやキットを使って自分で作成するという物も売っていますが、できればあなた専用のホワイトニング用マウスピースを歯科医院で作ってもらってください。

誰もが使える市販のものや自作のものより質がいいのはもちろんですし、毎日使用することを考えると、自分の口に合っていないと歯茎を傷つけてしまったり、ちょっとした不快感からホワイトニングが嫌になり、折角道具は揃えたのに離脱…ということにもなりかねません。

歯科医院でマウスピースの作製費はだいたい1～3万円ほどです。保険の効かない自由診療なので費用はまちまちです。

マウスピースにホワイトニングジェルを流し込み装着して時間を置くだけなので難しい作業はありません。

薬剤によって異なりますが短いものだと30分程度～寝ている間の6時間程度の装着を継続してください。

早ければ数週間で効果がわかる方もいますがだいたい1～2か月ほどの期間と思っていてください。

低濃度の薬を時間をかけてゆっくり浸透させていくので一気に白くするオフィスホワイトニングより色持ちがいいのも特徴です。

ずばりホームホワイトニングが向いているのは…
飽きずに継続してできる人
忙しくて歯医者に行く時間が取れない人
自分のペースでやりたい人
色持ちをよくしたい人

オフィスホワイトニングは歯科医院で行うホワイトニングです。歯科医師や歯科衛生士が施術をするようになるので一般では扱えない過酸化水素の使用が可能になります。

手順は、まず歯面清掃を行い歯の表面の汚れを落とし、

その後歯の表面に薬剤を塗布して専用のライトを照射していきます。

すべての工程を自分で行う必要がないので歯科医院に行く時間さえ作れればあとはとても楽です。

過酸化水素を主成分とするのは同じですが、そのほかの成分や配合、使っているライトが医院ごと違うので決まった時間はありません。

だいたい30分～1時間程度が多いですが

施術前のカウンセリングやクリーニングの時間も含めて+1時間程かかることが多いです。

約1回から5回程度の来院を必要としますが個人差があるので一概には言えません。

保険のきかない自由診療ですのでだいたい3万～5万ほどが平均価格ですが種類によっては10万近くするものもあります。

オフィスホワイトニングが向いている人は…
早く白くしたい人
専門スタッフによる安心できる施術を求める人
めんどくさがりで飽き性な人

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングではそれぞれ特徴があり向き不向きがあるのであなたの性格や生活スタイルに合ったホワイトニングの方法を選んでください。

この二種類のホワイトニングを併用して行うデュアルホワイトニングという方法もあり、ホームとオフィスの良いとこどりで白くもなりやすいのでもともと歯の黄ばみがかなり濃い方はこの方法もおすすめです！